企業をドライブせよ!【Day4実施レポート】

Day4では、『企業をドライブせよ!』をテーマに、事業計画書の理解と実践ワークの講義を実施しました。

開催日:2024年6月22日(土)13:30〜16:30
開催形式:リアル会場

Day4実施レポート

Day2からビジネス人材基礎として、プロフェッショナル人材育成に焦点を当ててきましたが、今回は須藤講師による全3回シリーズの最終講義となりました。この講義では、事業計画書について学び、ランダムに編成されたチームで実践ワークを行い、グループワークを通じて実践的なスキルを磨きました。

事業計画

「事業とは何か」という言葉の語源の説明から講義が始まり、事業計画の構成や用途についての理解を深めました。講義では、ビジョン、実行リソース、ビジネスモデルの3つの要素を中心に据え、事業計画の策定に必要なポイントを具体的に説明しました。

須藤講師の講義中の様子

プランニング

各チームで個人が持ち寄ったビジネスアイデアを共有し、ディスカッションを通じて、事業計画のテーマを決定しました。

講師やファシリテーター、そして本日ご参加いただいた株式会社アンウォールの清野社長からのアドバイスを受けつつ、事業構想キャンバスを作成。さらにピクト図や市場分析、競合分析などの手法を学び、およそ120分という短い時間で各チーム事業構想キャンバスのワークをを完成させました。

事業構想キャンパスをワーク中の様子

発表

講義の最後には、各チームの代表者が事業構想キャンバスの発表を3分半で行い、多様な視点やアプローチを披露しました。発表後には、清野社長や弊社代表の黒岩からフィードバックが提供され、実践的なアドバイスが寄せられました。

フィードバック内容としては、各チームの良い点を強調しながら、今後検討すべき課題や改善点についての具体的な指摘がありました。また、あるチームのプランには営業の重要性を強調し、このアイデアを成功させるためには営業戦略が鍵となることが強調されました。さらに、他にも参考になるビジネス事例を紹介するなど、多角的な視点でのアドバイスが提供されました。

各チームの発表・フィードバック中の様子

まとめ

参加者の感想

・「事業化していく中で必ず話さなければならない3点を学び、今後ビジネスアイディアを考える際にも活かせるフレームだと思いました。この3点は特に創造力が求められ、生成AIに聞くのではなく、自分たちが思考し、議論をして形にしていかなければならないと学びました。」
・「考えすぎて行動に移せない人が大半の中、まずはやってみるという言葉に感銘を受けた。」
・「一つ一つの意味をしっかりと深堀されているところがすごいと感じました。」
・「氷山の一角モデルを思い浮かべました!顧客が自覚していないニーズにアプローチできるプランをかんがえられるようになりたいです!」

事務局からのコメント

限られた短い時間の中で、講義のポイントをしっかりと把握し、参加者の努力が詰まったキャンパスは、今後のプロジェクトで本格的に取り組んでいく事業計画・新規事業へ期待を膨らませてくれるものでした。このワークショップを短時間で発表までたどり着いた経験は、実践的な事業計画書の理解を深め、今後に活かせる貴重な経験を得ることができたと感じています。

次回より、<サステナビリティ経営>のフェーズに入っていきます。次回のDay5では、SDGsとサステナビリティに基づくビジネス戦略について学び、サステナビリティに特化したプロフェッショナル人材スキルを高めていきます。

講義後に撮影した集合写真